11月15日(土)、男子テニスの最終戦「ATPファイナルズ」の準決勝が行われました。ラウンドロビンを1位、2位で突破した4選手が試合に臨みました。
第1試合に登場したのは、昨年の優勝者で地元の期待を背負うヤニック・シナーと2年連続の出場で初のベスト4入りを果たしたアレックス・デミノー。序盤からレベルの高い攻防で長いラリー戦が展開されます。シナーの方がチャンスを掴みますがデミノーがなんとかキープを続けます。しかし、第11ゲームで強烈なリターンから攻撃したシナーがついにブレークを果たし第1セットをものにしました。勢いそのままに第2セットは序盤にブレークに成功。2つのブレークで引き離したシナーがストレート勝ちで2年連続の決勝進出を決めました。
ヤニック・シナー 7－5 6－2 アレックス・デミノー
第2試合は年間1位の確定したカルロス・アルカラスとシーズン後半に大躍進のフェリックス・オジェ アリアシムの対戦。第1セット、アルカラスがパワフルなフォアハンドを打ち込みブレーク。第8ゲームでラブゲームで2度目のブレークに成功しセットを取ります。第2セットはオジェ アリアシムがなんとか踏ん張りキープし続けます。しかし、第10ゲームでフォアハンドがアウトになりアルカラスが完勝で「ATPファイナルズ」初の決勝進出を果たしました。
カルロス・アルカラス 6－2 6－4 フェリックス・オジェ アリアシム
決勝のカードはアルカラスとシナーのトップ2選手となりました。全豪オープンを除く今年のビッグトーナメントの決勝戦はすべてこの2選手による対決。どちらが最後の大会で頂点に立つのか決勝戦も注目です。
ひかぴ
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