10月18日(土)、現在開催中の男子テニスATP250のトーナメント「ストックホルム・オープン」（スウェーデン）の準決勝が行われました。トップシードのホルガ・ルーネ（デンマーク）と第4シードのウーゴ・アンベール（フランス)が順当に勝ち上がって両者の対決となりました。
2人の対戦戦績はルーネの5勝0敗で圧倒。トリノで開催される「ATPファイナルズ」を目指すルーネにとっては絶対に勝ちたい試合となりました。また、アンベールにとっても今季勝率の高いインドアハードコートの試合でかなり期待の高まるものとなりました。
6度目の対戦となった今回の準決勝。最初のゲームから激しいストローク戦で互角の戦いを繰り広げます。お互いにキープが数ゲーム続いて第6ゲーム。ルーネのサービスゲームでバックハンドがネットにかかりアンベールが先にブレークに成功します。しかし次のゲームでルーネの深いリターンがミスを誘いすぐにブレークバック。するとルーネに勢いが付き、続くアンベールのサーブを再び破ります。最後は強烈なライジングショットで第1セット6-4でルーネが取りました。
第2セットも序盤は両者のキープが続きます。第5ゲーム、アンベールのサービスゲームでルーネにチャンスがきた場面で事件が起こります。ルーネがアンベールの3球目を返球した際に足を引きずりベンチへ。試合続行が不可能になり不本意ながらもアンベールにとって対ルーネ初勝利になりました。素晴らしい内容だったルーネは涙を浮かべ悔しさをあらわにしていました。
ひかぴ
悲しい場面です。。。
試合後の検査でアキレス腱断裂が分かり、手術が必要であることが公表されました。これにより、コートに戻るまでしばらくの時間がかかることになります。ルーネの順調な回復を願っています。
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